鐘は、打つほどに響く 〜追いコン〜


3月30日 

今日は、ゼミの追いコンでした。4年生とは、今日でお別れだと思うと

すごく寂しい気持ちです。これからいよいよ自分達がゼミを引っ張って

いかねばなりません。頑張らなくては!!

涙、涙の追いコンでしたが、4年生11人に対して改めて「憧れ」を持ち

ました。どこに自分が「憧れ」たのかといえば、一人一人が輝いてい

て、ゼミという「組織」の中で一人一人が「役割」を持っていた点で

す。社会に出てもそれは、変わらないことだと思います。社会の中で、

組織の中で、自分が、すべき「役割」を見つけて、社会に貢献してい

く。

その「役割」を達成できた時に人は、「満足感」を得るのでは、ないか

なと思います。「幸せ」ってそういうときに自分は、感じます。

組織の理想は、メンバー全員が「役割」を持って組織に対して貢献して

いることなのかなって思います。そして、時には、「人」と真剣にぶつ

かり合うからこそ、人への「信頼」も生まれてくるんだなって思いま

す。

振り返ると、自分はそこまで深く「人」と真剣に向き合い、ぶつかった

ことが今までなかったのではないかなぁと最近思います。

どうしても周りの目線を気にして、言いたいことが言えなかったり、本

当の意味で「人」とぶつかった経験はないのかな。

人と真剣に向き合いぶつかることで、真の意味で物事を考え、深い人間

関係を築けると思います。ゼミの先生は、よく「鐘は、打つほどに響

く」とおっしゃっています。「人」というのは、鐘のようなもので、自

分からぶつかっていくことで、深い「響き」になるのでしょう。

4年生の追いコンでの「涙」は、そんなぶつかった日々の結晶のよう

で、なんだかすごくかっこよかったですね。

これから自分はゼミでどんな「役割」をするべきなのか?

そして、来年からは就活もあります。

自分は、これから長い人生で、社会でどんな「役割」を担いたいのか?

真剣に一年間自分や仲間と共に向き合いたいですね。何か「志」を見つ

けたいですね。

「人」と真剣に向き合う一年間にしたいなぁ。自分の考えは、全部周り

にぶつけられるようにしたい。

せっかくこんなに最高の「場」があるのだから自分から頑張らなくては

いけないですね。

そして、こうゆう「場」があることに「感謝」しなくてはいけないです

ね。

最近なんだか心温まるCMがたくさん流れているけど、面と向かって、

人に「ありがとう」ってあんまり伝えていない気がする。

こうやってゼミをできるのも本当に多くの人の支えあってこそ。親や先

生、仲間にもっと「感謝」を伝えよう。

ゼミに限らず、本当に自分達の生活って多くの人の支えで成り立ってい

るし、「ありがとう」を伝えることも大事だよね。

(話戻るけど)
このゼミのメンバーで議論できるのも人生の中で「今」だけ。

本当に一瞬一瞬が貴重なんだなって思う。同期11人誰一人欠けてもいけ

ない。全員が「役割」を持って、ぶつかり合いながら、成長していこ

う。そして、二年後に今日の追いコンでの4年生のように「涙」を流そ

う。「20期生11人で最高だった!!」っていって卒業しようね。

それが、今、自分の「憧れる」未来だから。

憧れに近付けるように。明日も班活動や。頑張ろう。

大学生活も折り返し地点。最高の一年間になりますよーに!!

希望の光 〜東日本大震災〜

3月11日 自分は、大学にいて、ゼミの仲間と今年度のゼミ運営につい

て話していた。そんな時起こった大きな地震。自分は池袋にいたため東

北地方ほど大きな揺れではなかったけれど、新潟中越地震の時に経験し

た強い揺れを思い出した。それから大学は、余震の危険があるので、室

内から追い出された。外にいる間も何度も余震があった。

都内の電車は、すべて止まったために大学の大講義室で過ごすことにな

る。大画面からは、被災地の情報が流れ、次第に今回の地震の深刻さを

理解できた。「過去最大の地震」など不安なテロップが、どのテレビ局

も並んでいた。その後は、大学近くの友人宅に泊めてもらうことになっ

た。夜も眠れずにいた。深夜3時 新潟でも震度5弱 長野北部も・・・

テレビからは、緊急地震速報が鳴り響いた。

12日も友人宅で過ごした。ずっとテレビを見ていた。すさまじい津波

害。原発に事故。泣き叫ぶ人々。本当にテレビから流れてくる地震の被

害に言葉を失っていた。無論、学生は、何もできない。ただ、家でテレ

ビを見て祈ることしかできなかった。

「何かできないか。」

テレビを一日中見ていて、そう思うようになった。

信頼できる友人に「学生でも何かできることは、ないか。」と相談し

た。夜電話で話した。元々行動力のある友人だった。

13日 その友人は徹夜で企画を作り、次の日に学生20人を集め街頭募金

をしようとしていた。自分もその活動に参加するため朝早くから友人の

もとに向かった。

自分が到着した時、その友人は、大粒の涙を流していた。

市役所や警察から街頭募金の許可が下りなかった。学生だけでは、急に

街頭募金をすることは、不可能。募金を利用した詐欺行為も発生してお

り、しょうがなかった。

「せっかくこんなに集まってくれたのに俺が、しっかりしてないせい

で、何もできなかった・・・」その友人は、そう言いながら泣いてい

た。

確かに何もできなかったけど、わずか一日で手作りの募金箱などを作成

して、20人もの大学生を集めた友人の被災地を救いたいという「想い」

と「行動力」に自分は、頭が上がらなかった。

同じ学生なのに、こんなに真剣に取り組み、行動を起こせる学生達がい

ることを知った。

確かに今回何もできなかった。

学生が企画する募金なんて無駄。 たかが知れている。

確かにそうかも知れない。

でも、被災者の人々を救いたいという「想い」を持ってこんなに真剣に

取り組む学生がいる。悔し涙を流した仲間がいる。

こういう学生がいることが、日本の希望の光だと強く思う一日だった。

被害は、今も広がっていて、テレビでは、深刻な様子が伝えられてい

る。海外メディアは、「日本最悪の日」とすら報じている。

でも、希望を捨てないで前を向いて歩みたい。

こんなに真剣に涙を流して被災者を考え動ける学生が日本には沢山い

る。

希望の光は、きっとあると思う。そして、自分もその友人に負けないよ

うに頑張りたい。

その後、新宿駅で、日本財団NGOが街頭募金のサポーターを募集して

いるのを知りその友人達とそのNGOの方々と街頭募金を行った。

50人を超える学生たちが声を枯らして、募金を呼びかけた。

自分もあまり普段大きな声を出さないけれど、いつの間にか大きな声で

叫んでいた。 「被災者の方々への募金をお願いします。」

多くの方々から募金を頂き、日本財団を通して、被災地に寄付金として

送る。たった二時間の街頭募金活動だったが、40万円もの金額を集める

ことができた。学生達に疲れは、なかった。

今日集まった学生たちは、皆、自主的に集まってきた。

声を枯らしながら頑張る学生達こそが、希望の光となる。

自分もそうなれるように日々頑張っていきたい。

様々な人の「想い」を感じた一日だった。

都内でもできることはきっとあるはず。

できることを無理をしないでできる範囲で一人一人が、やっていこう。

こんな時だからこそ、未来を担う学生達が、頑張らなくちゃ。

そんなことを感じた三日間だった。 

被災された方々に大きな希望の光を灯せるように頑張る。

今まで何度も立ち上がってきた日本。

僕は、今年21歳になる。

これからの日本を担い、被災された方々に大きな希望の光を灯せるよう

に頑張る。それが自分にできることだから。壊れてしまったものもある

けれど、僕たちが未来を創らなくちゃいけないから。

何かもしできることがあればできる範囲で募金活動など手伝いたいんの

で、コメントなどください。 

新しい学びフェスタのお知らせ

さて、今回は、自分が企画に少し携わっているイベントのお知らせで

す。教育に興味ある方は、是非ご覧ください。

自分は、当日は、大学ブロックで書記などのサポートをしています。

様々な人が、集まって熟議の「場」を創ることで新しい学びを提案でき

たら良いですねっ!! 

省庁の人や中高生、先生 本当に様々な人が来ますよー。

そんなにタイピング早くないから上手く書記できるかな。

頑張りますよー。以下告知文です。


【新しい学び熟議】

3月12日に開催する「新しい学び熟議」に参加いただける大学生の方を募集しています。

この新しい学び熟議では、
「2020年の日本の中学高校で当たり前にしたい授業」をテーマに、
中学生、高校生、大学生、学校の先生のグループに分かれて、
ディスカッションと発表を行います。

皆さんは中学高校時代のどんな授業が心に残っていますか?
今の中学生や高校生にどんな授業を受けてもらいたいですか?
大学生になった今の声を聞かせてください。

新しい学び熟議 実施要項:

日 時:2011年3月12日(土)13:30〜17:40
会 場:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)
参加者:72名を予定(中高生36名、大学生12名、教員24名)

主 催:慶應義塾大学長谷部葉子研究室、NPOカタリバ、ベネッセコーポレーション
共 催:慶應義塾大学環境情報学部・総合政策学部、大学院政策メディア研究科、
学生団体STUNITY
協 力:学生支援GP
後 援:文部科学省(申請中)、藤沢市教育委員会

なお、今回の熟議は、慶應義塾湘南藤沢キャンパスで開催される初めての熟議です。
当日は、30名を超える中高生、20名を超える学校の先生のほか、
以下の方々にゲストとして参加いただきます。
・文部科学副大臣 鈴木寛
慶應義塾大学 総合政策学部国領二郎先生
慶應義塾大学 環境情報学部長 村井純先生

その他豪華ゲスト多数!!


注意事項

・今回の熟議へのお申し込みは、大学生に限らせていただきます。
大学生以外で熟議にご興味のある方は、どなたでも聴講・見学いただけます。
当日直接会場にお越しください。

ご興味を持っていただいた方はこちらから!!
http://hasebelab-manabifesta.sfc.keio.ac.jp/

自分の言葉を探す旅

2011年3月10日 Blogを始めました。

不定期ですが、自分の感じたことや考えをこのブログという「場」から

多くの皆さんに「発信」していけたら良いなって思います。

是非、皆さんブログを楽しんで読んで下さいね。

ブログタイトルの「自分の言葉を探す旅」は、自分の所属するゼミの教

授の言葉です。

『人生というのは、ある意味では、「自分の言葉を探す旅」なのではな

いか。もちろん言葉そのものはどこかで聞いたり、何かの本を読んで手

に入れたものがほとんどだが、その言葉の意味や重みを自分が体験を

通して裏付けたり、実感したりすることでそれらを「自分の言葉」にし

ていく。それが「人生」だ。』ということをおっしゃっていました。

自分は、まだまだ大学生で若いですが、様々な人と話して、様々なこと

に挑戦して、多くの経験を積んでいきたいです。

そのなかで自分の言葉を探していきたいですね。

そんな言葉探しの旅。 まさしく自分の言葉を探す旅。

そんな旅にこれから皆さんもお付き合い頂ければ幸いです。

blog 言葉を探す旅 始まりです。